デヴィッド・ボウイ展に行ってきた
デヴィッド・ボウイ展が天王洲アイルでやっているということで、今日、行ってきた。
デヴィッド・ボウイは、曲をたまに聞く程度で、そこまで詳しくはないが、この機会に勉強してみたいと思った。
午前中のチケットで行ってみたが、思ったほど混んではいなかった。
待ち時間も、たぶん、30分くらい。
帰る時には、列が倍くらいになっていたので、早く行ってよかった。
展示内容は、ステージ衣装が主で、後は直筆のメモや本人・関係者のインタビューなどだった。
入ってすぐくらいのところにあった展示が印象に残った。
インタビューの中で言ったメッセージが、継ぎ接ぎで出て来るようなものだったが、ボウイの音楽制作や表現姿勢、人生観などがよく表されていて、勉強になった。
メッセージは以下のようなものである。
- 音楽のインスピレーションを得られそうな場に積極的に行くようにしている。
- 本とか映画など、とりあえず、頭のなかに入れておけば、つねに音楽に生かせないかと考えている。
- 自分は精神病院に言ったことはない。肉親や親戚で行った人もいるが、行ったことによって大幅に症状が悪化した。なので、自分は、思ったことを書くようにした。
- 難しい本も最初は全然わからなかったが、いつもバッグの中に入れいたら、いつの間にか読めるようになった。
- 何か有名なバンドで最初はよくわからなかったが、とりあえず、ずっと聞いていたら、知らない間に好きになっていた。
- 自分に音楽のセンスがなかったら、たぶん小説家になっていた。
- 自分自身になろうとするのか、他の何者かになるのか、自分はだれかになる方が楽だと思った。
あと、ステージ衣装の展示も多かった。
ボウイの場合、音楽の内容だけでなく、ヴィジュアル的の印象がつよい。
展示の中で、体制に対して、遊び心のある挑発的な距離感を保っていたとあったが、
超暴力と言うように、あえて奇抜なものを自己表現として用いているのだった。
たぶん、展示を見に行った中で、かなり曲を聞いていない方だろうが、これから、デヴィッド・ボウイ、聴くだろうな。